全巻で泣かされる作品ってある?
これ、マジでそれ。
葛藤も、嫉妬も、喜びも。
全部ぶつけてくるから毎回しっかり泣かされる。
オメガバースで、差別が根付いてる世界。
その中で生まれる葛藤とか恋愛、
そして乗り越えた先の家族の形まで、
めちゃくちゃ丁寧に描かれてる。
ってことで、めっちゃ有名作品
ひじき先生の「嫌いでいさせて」紹介していきます!
こんな人は絶対刺さる↓
オメガバース設定&用語説明↓

あらすじ
Ωだからと差別を受け、
一人で娘・雫を育てていた古賀直人。
そんな中、親に勧められた婚活パーティーで、
運命の番・葉月と出会う。
しかも、やっと決まった就職先にいたのもその男で——
αにトラウマを持つ直人と、
αとして優遇されることに違和感を抱く葉月。
そして、幼いながらも直人を守ってきた雫。
そんな3人が、時間をかけて“家族”になっていく物語。
そして、日々を重ねるごとに出会う多くの人と
支え合いながら成長していくストーリー。
感想
泣ける要素、多すぎる!
直人と葉月の話がメインなんだけど、
二人の第二次性への考え方の変化とか、
好きだからこそのすれ違いとか。 →ここだけでも普通に泣ける
でもね、子供がいる生活って、
どんどん関わる人が増えていくんよ。
ってことは、
“家族の中だけ”じゃ終わらない問題も出てくる。
学校とか外でいいことも悪いことも起きていく。
それってさ、ちょっとリアルで、
親だけじゃどうにもできない部分もあるのよ。
そんな中で、
子供たちが自分の意見をぶつけたり、
考えを変えていくシーンに、毎回やられる。
ってことで今回は
・甘さ全開のいちゃラブ(でもちゃんと尊い)
・“家族”になっていく過程
・”平等”のしんどさまで描くリアルさ
この3つで紹介していく!
甘さ全開のいちゃラブ(でもちゃんと尊い)
αとΩで運命の番。
でもそれを超えるくらい、お互いのことが好き!
だからそこ育児で疲れてても、仕事が忙しくても
相手を思いやれるんよね
ヒートの時とか、育児中のふとした瞬間で、
それがちゃんと見える。
ちょっとしたキスとかハグで、
幸せ噛み締めてる感じ。
ドキドキも、ほっこりもする。
こういうの見ると憧れるんだけどなぁ〜
でもやっぱ好きなのがここ↓
育児でなかなか二人の時間が取れなくて、
ちょっとモヤモヤしてるのよ。
「相手疲れてるだろうし…」って遠慮してて、
いや言え!!ってにやけながらずっと思ってた
まぁその分さ、
気持ちがちゃんと通じた時の
嬉しそうな顔がめっちゃ可愛いんだけどね
普段は“親の顔”してるからこそ、
二人きりの時の甘さが際立つんだよ。
しかも直人、わりと積極的。
だからしっかり攻めてくる攻めと、
一生懸命応える受け。
だからちゃんと甘えて甘えられてができて
バランスがいい
あとこの作品、
葉月と直人だけじゃないのも強い!
他のカップルの恋愛に至る過程もちゃんと描かれてるから、
いろんな関係性が見れる。
・ガンガンいく攻め × 恥ずかしがりの受け
・両片思いで体だけの関係
→素直に嫉妬とか表に出せない関係…いい
正直バリエーション豊富で飽きない
これは完全に好みなんだけど、
攻めがちょっと強気で意地悪だしね
αっていう本能と理性が混ざって、
強引だけど、優しい、でもちょっと揶揄う感じ。
ここめっちゃ刺さったぁ〜
衝突しながらも“家族”になっていく過程
途中から、泣くほどあったかい家族になる。
でもそこに至るまでが、
ちゃんと「ぶつかりながら」なんよね。
最初の葉月とか、ほんと余裕なくてさ。
慣れない育児に焦って、
「自分ちゃんと父親できてんの?」って悩んで、
結局一人で抱え込んで直人に怒られる。
まぁ大学生でこの悩みすげーって思ったけどね
でもさ、直人も同じで、
ずっと一人で雫を育ててきた人だから、
逆に葉月に頼れなくてガチギレされるの。
しかも雫にも怒られるっていうね。笑
でもそれってさ、
一人で踏ん張ってきた人達が「誰かと生きていく」
って決めから生まれる衝突って思うとめっちゃエモい
雫も含めてね
↑幼稚園生とは思えんくらい、いろんな思うを秘めてたのよ
だから人に頼ることも弱音を吐くことも簡単じゃないんだけど、
それでも大喧嘩して、「頼っていい」って知ってくことで
少しずつ家族になっていく
そんで頼ることを知ったからこそ
直人は自分の過去に立ち向かえるようになるの。
「一緒に抱える人がいる」
こんなにも心強いものはないもんね
もう一人で悔しさと恐怖に縛られて、
暗い顔をしながら自分の第二次性を否定してた時とは
おさらばしていくんすわ
でその変化って、ちゃんと雫にも伝わるんよね
今までは無意識に直人を守ろうって頑張ってたんだけど、
どんどんわがままを言って、笑顔が増えていくの!
子供らしい無邪気な表情見るたびに嬉しくなる
そういう小さな子供の変化とか、
葉月が「お兄ちゃん」的な存在からちゃんと「パパ」に変わっていく姿に
家族としての成長をめっちゃ感じる
個人的にはね
2回目の妊娠がわかったシーンは家族の愛に殴られたよ!
1回目との対比がえぐくて、
まじ前見えないくらい泣きながら、よかったねって思った
正直、それぞれ1ページで描かれてるのに、破壊力えっぐいのよ
他にも、雫の第二次性の話とか弟たちの成長とか。
作品全体に散らばっている小さな変化位に
毎回悲しいとか、悔しいとか、嬉しいとか感情持ってかれる
”平等”のしんどさまで描くリアルさ
この作品ってさ、
「いい出会い」も「正反対の考えの人との出会い」もちゃんと描いてる
過去乗り越えたらずっと幸せ、じゃない。
子供たちが学校に行けば、関わる人も増える。
その中にはΩって分かった瞬間に手のひら返してくるやつもいる。
理由はシンプルで、
「親がそう言ってたから」
しかもさ、それに便乗するやつもいれば、
自分がΩだってバレたくなくて、
あえていじめる側に回るやつもいる。 → マジでリアルだよな〜
そして周りの先生たちも同じ。
差別してるわけじゃないけど、
どう対応すればいいか分からなくて、
「全員同じ対応=平等」になる。
でもさ、
そもそも子供間で差別が起きてる時点で、
それって平等じゃないんだよね。
“平等に扱ってるつもりで、Ωだけがしんどくなる”
→ まじでズキンッって胸痛む。比喩じゃなくまじで!
こういう学校での現実的な描写があるから、
差別の怖さにちゃんと納得感がある。
でも、この作品のいいところってそこだけじゃない。
ちゃんと“いい出会い”も描いてる
世界が広がるからこそ、
Ωに偏見がない人ともちゃんと出会う。
雫がさ、今までずっと
大好きな直人を否定される言葉ばっか聞いてきた中で、
「男のΩってかっこよくね?」って言ってくれる子に出会うのよ。
これ雫も号泣だし、こっちも号泣。
そんなん大切な人を否定されたら悔しいし、
認められたら、それだけで救われるじゃん。
それに直人自分の第二次性を否定しなくなってから、
どんどんΩの知り合いも増えていくんだよね。
相談乗ったり、誰かを助けながら、
自分の居場所もちゃんと作っていく。
→ 自分を受け入れたら、周りも変わっていく感じがいい
そうやって、
しんどいことも嬉しいことも、子供と一緒に乗り越えていく中で、
少しずつ周りにも影響していく。
「なんでΩだからダメなのか」
「平等って本当に同じ扱いをすることなのか」
そういうのを、ちゃんと伝えていく。
正直、現実的な部分はしんどいし、
先生とかに「それでいいの?」って思うこともある。
でもさそれが“真実”で、実際にどこにでもある話なんだよね
別に漫画に現実を求めたいわけじゃないんだけど、
この作品はちょっと考えさせられるシーンもある
だからこそ、その中で出会う“いい人たち”とか、
少しずつ変わっていく瞬間に、また涙腺が崩壊していくんだよ。
| 総合おすすめ度 | ❤️❤️❤️❤️❤️ |
| ストーリー重視 (恋愛だけじゃない、育児の大変さや差別を乗り越える話) | ❤️❤️❤️❤️❤️ |
| 号泣です! (差別による悔しさに泣き、 認められることの嬉しさにも泣ける) | ❤️❤️❤️❤️❤️ |
| 家族愛 (子供との関係の変化、増えていく家族、 そして変わっていく子供の環境) | ❤️❤️❤️❤️❤️ |
| エロ (オメガバースならではのヒート!親でも性欲はあるんだよ) | ❤️❤️❤️❤️❤️ |
最後に
差別はあるし、思い出したくないトラウマも抱えているけど、
全体的に明るい作品!
過去を忘れようとしたわけじゃなく、
乗り越えたからこそ、二人にとって最愛の家族が作れたってのが
個人的には一番好き
家族愛BLもオメガバースもめっちゃ読んでるけど、
毎回嫉妬とか辛い時とかこっちの心臓も掴まれた感覚になれるから
感情移入しすぎて、読み終わった後の感動の余韻と喪失感がすっごい!
オメガバース特有の描写はあるけど、
それ以上に“感情”で読ませてくる作品。
正直、全員に読んでほしい。

コメント