むず痒い!もうめっちゃうずうずしてしまった。
古矢渚先生の「君は夏のなか」
タイトルからして、平和、青春感が伝わってくんな〜
って思いながら寝起き一発でポチって会社行く前に読み込んだよ笑
テーマ「夏」は甘酸っぱい恋愛確定っしょってことで、テンション高めに読み始めたけど、キュンキュンしながらも心理描写繊細すぎて、物語の中で生きてたって思えるぐらいのめりこめたわ
それはもう出社すること忘れるぐらいにね笑
CPは王道でモテメン高校生✖️平凡高校生
なんといっても受けの度量が素晴らしい!
攻めが受けのこと好きすぎるあまり、まぁ予想外な行動とってくれちゃって、それに受けは振り回されるんだけど、一悶着ありながらも最終的には笑って許してくれるし、受け入れてくれるからその懐の深さに惚れてしまう
確かに見た目も中身も平凡だし、一般的な高校生って感じだけど、重い愛を受け入れられるのはこの子だけ!(そもそも重い愛受け入れてる時点で一般的ではないのか…)
その唯一無二的な存在感が攻めより頼り甲斐あって甘えたくなってしまう攻めの気持ちがよ〜くわかる
元々受けはゲイじゃないってのもあるし何より不慣れだから攻め的には甘えたくてもなかなか難しいところもあるんだけど、ドキドキしながらも仕掛けてみて受け入れてくれた時の嬉しさよ
ニヤけるどころじゃないよ!感無量レベル!
こいつだけってなるよな。そりゃ
その上周りにいる友人達もいい人なのよ
類は友を呼ぶって言うけど、まさにそんな感じ
人のことを思える受けだからこそ、その周りにもいい人がある待って、その相互関係でさらにいい性格になっているんだなって思う。
当て馬でもなく、その場の付き合いみたいなのでもない本当の友人の言葉に影響受けているシーンは主人公の人望の良さが垣間見えて、見た目とか以上に性格って大事なんだなって当たり前だけど思わせてくれる。正直攻めと受けの関係も好きだけど、その周りにいる友人とかとの関係性もすごく自然でお互いを思い合ってるのところがすごく尊敬できる。
もちろん二人の関係はいわずもがな↓
結構自分は攻めに対して頑張れって応援したくなってしまった
時折出てくる過去の話が攻めの感情に深みを出してて、胸がキュッとなるし、受けにも攻めの本気度は伝わっているんだけど、本心は完全には見せてないから読んでるこっちからするとめっちゃムズムズする瞬間あって、朝からうわぁーーーーーって叫びそうになるくらいもどかしい
こっちの気持ちがキャラとリンクしすぎて、ズキンって針刺されたみたいに心臓痛いし、本気でイラッともくるけど、その分相手の気持ち知った時は頬垂れるんかってくらい表情管理できなくてにやけちゃうくらい繊細に感情表現が描かれてる。
それに友人と好きから恋愛の好きへの移り変わりがとても綺麗に描かれていて、ほんの小さな積み重ねがその人に対する感情を大きく変えていくんだなって時間をかけてわかるから、読んでいるときは時間がゆっくり進んでいるようなそんな感覚がして、その時の流れを感じられるから季節の移り変わりも肌で感じられるような気分になる
実際は訳わからないくらい時間たって遅刻しそうだし、クーラーで寒い部屋からめちゃくちゃ暑い外に出て時間も季節も感じてる余裕ないけど、この漫画を読んで思い出している時だけは全部感じられる。日常を描いている部分も多いから、当たり前の穏やかな生活してる時の落ち着いた気持ちにもなれた!
正直BLにエロ求めることも多いし、そういう作品もたくさん読んでるけど、心理的な繋がりを丁寧に描いて感情メインで描かれている漫画はじわ〜って心に染み渡るものがある。落ち着いてキャラたちのわずかな心の変化を見て、不安とか嬉しさとかを一緒に感じられるのは自分の感情も豊かにしてくれるから深みにハマるジャンルではあるよね。
二人が成長するにつれてお互いへの思いにもいい変化とか気づきもあって、お互いを深く理解して行ってるのが伝わってきて、二人の関係がより緻密なものになっていくのが読んでいて感動する作品。
まだ完結してないからこっからも追っかけていくよ!
また新刊出たら、この感情味わえるって思うと今から楽しみだよ笑
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