『善次くんお借りします』感想|ストーリー重視・信頼と想いが交錯する青春BLレビュー

BL漫画


払拭できないコンプレックス × 理想像への嫌悪。
お互いが抱える、周囲への辟易とした感情から始まる信頼関係――
そこから静かに芽生えていく甘い感情が、
秘密の青春ラブストーリーを紡ぎ出す。

  • 部活✖️青春
  • 無意識束縛系男子が好きな方
  • 秘密の恋(一部にはバレてる笑)
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自己紹介
こんにちは、寝起きBLです。当サイトでは、オススメのBL作品をレビューしています。 BL漫画は1000タイトル気づいたら読んでたくらい沼に落ちてるので、王道からマイナーなものまで紹介していきます。 ほぼ毎日買ってるので新刊も紹介していければと思います。 プロフィール詳細

登場人物

カップリング ▽

後藤善次(ごとう ぜんじ)
育ての親であるおじいちゃんのせいで野球が大嫌いな高校生。
母親似の顔立ちと細い体が最大のコンプレックスで、冗談でも揶揄われたくないほど…。
穏やかそうな見た目とは裏腹に、言葉足らずで勘違いからキレてしまう一面もある、ちょっと面倒くさい系男子。

花岡清行(はなおか きよゆき)
野球一筋で努力を重ねてきた、将来有望な後藤の同級生。
野球にも後藤にも真剣だが、将来まで勝手に決めてしまう嫉妬深い束縛系男子。

その他登場人物 ▽

宮崎翼(みやざき つばさ)
花岡に憧れて、高校まで追ってきた花岡LOVEな後輩。
常に明るくてチームのムードメーカー的な存在だが、後藤のことは猫のように毛を逆立てて敵視している。
後に花岡の相談相手になってしまう不憫な後輩….

ストーリー & 評価

両親を亡くし、野球好きの祖父に育てられた善次。だが祖父は野球選手になってほしいと日々プレッシャーをかけ、母親似の細い体にコンプレックスを抱えていた。
ある日、祖父との喧嘩で家を飛び出し、「野球が大嫌いだ!」と泣き叫ぶ善次の前に現れたのは、クラスの前の席に座る花岡。
逞しい体の彼は、善次が密かに憧れていた姿そのもので、毎日挨拶する程度の関係だったはずが、ここから二人の距離は一気に近づいていく…
憧れ、恋、そしてコンプレックスが絡み合う、青春の秘密ラブストーリー!

評価基準
BL初心者向け❤️❤️❤️♡♡
エロさ❤️❤️❤️♡♡
キュン❤️❤️♡♡♡
ストーリー❤️❤️❤️❤️❤️
おすすめ度❤️❤️❤️❤️♡

感想

コンプレックスにずっと苦しめられてきた善次を、過去も含めて受け止め支える花岡。
意地を張りつつも、最終的には花岡に寄りかかる善次の信頼関係が、とにかく最高に感じられるストーリー重視BL!

花岡の突拍子もない行動とか発言に驚きつつ、周囲の目や立場を考えて冷静に制する善次の関係図がたまらないのよ
それなのに普段しっかりしている善次が、花岡の前で弱音を見せる瞬間の特別感…もうニヤけちゃう///
心許しまくり…

逆に、普段は善次に甘えている花岡が、嫌なことから逃げる善次をちょい強引に引き止めて、一緒に向き合う姿もかっこいい!
このお互いのギャップと、唯一無二の存在として相手を大切にする姿勢が、本当に心に刺さる

ぐさっ…ウヘヘヘヘ ってなった笑

高校生なのに大人以上にしっかりしてるんだよね〜
でも学校生活を楽しんだりはっちゃけたりして青春も満喫してるのが青春謳歌してて、羨ましいし、懐かしくなるんだよね〜

あとね「秘密の恋」ってのがいいんだよ!
花岡は将来プロを目指す野球選手だから、二人の恋はち大っぴらにはできないってんでドキドキ感満載!
うちうちにしか知られていない恋愛だから、相談相手も限られてさ〜
いい加減にしてくれっていう相談相手の表情結構好き!

それにお互いの想いが間接的に伝わる描写も相談相手と読者の特権で、「そんなこと思ってたんだ!」とか「見えないところでは素直じゃん!」って気づけるのが楽しい。

桜庭先生の「抱かれたい男第1位に脅されています」を思い出す関係性でもあり、重厚な内容と甘さのバランスが絶妙。
抱いちのレビューも今後書きたいな〜なんてね

とにかく1巻だけで、まるで3巻分くらい読んだ気になって、5巻まで読むと一緒に時間を生きた感覚になれた重厚なストーリーがまじで感動もん!

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